MMORPG「RED STONE」にて細々と活動を再開しそうな、煙WIZの日記・・・の残りカス?  小説っぽいの&徒然なるお話を上げていきます
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第6話
2007-04-30 Mon 17:17
                 【弓を携えた少女】
                         ~共闘~



「あれは・・・ドルナさん!」
「おぉ、これはレオン神父!
 夜分遅くにわざわざ申し訳ありません」
「いえいえ、緊急事態だというのにのんびりと食卓を囲んでいては
 教会聖団の名に泥を塗ることになりますからね」
古都ブルンネンシュティグ西部、地下墓地。
かつては古都を中心に近隣の死者を安置する場所だったが、
場所が場所故に数十年前から異形のものが集まりだし、
現在は魔物の巣食う迷宮となっている。
「それで、現状はどうなんだ?」
レオンの横にいたジェスがドルナと呼ばれた男に問うた。
「うむ。訓練の為に入った警備団は依然、閉じ込められたままで
 救助に行こうにもモンスターが押し寄せていて地下2階に
 行く事もでない。古都に滞在していた傭兵達のお陰で
 どうにか1階への侵入は食い止めてはいるが・・・」
「チッ・・・動きはないか・・・」
拳を掌に打ち付けるジェス。
一行は地上墓地の柵の外に居たが、
時折地響きのようなものが聞こえていた。
「それはそうと・・・そちらのお嬢さんは?」
ドルナは、先程から神妙な面持ちで
そばに立っていたティアを当然、知っているわけがない。
「あ、私は、その・・・」
「彼女は新たに赴任してきた聖団の僧兵ですよ。
 急遽、ここに来るのが決まってしまったので
 連絡ができませんでした」
「そうでしたか。
 はじめまして、私は古都で警備団の事務・現場補佐担当の
 ドルナ・バッカーノと言います。
 その若さで僧兵とは、かなりの腕をお持ちのようで・・・」
と、にこやかに手を差し伸べるドルナ。
「あ、はい。こちらこそ・・・
 ネティア・レイクです」
ティアは差し出された手を握りながら答えた。
「とまぁ・・・挨拶はこの辺りにして、現状を打開しなければ・・・」
4人が話している間にも、せわしく人が往来している。
ドルナはおもむろに足元のかばんをあけ、5枚の紙を取り出した。
「これは・・・内部の構造ですか?」
「えぇ、一応付近の地下がある建造物の構造は書き留めておいたので」
ドルナは地図を広げ、階段の部分を指した。
「動きがないなら、今はこの2階へ降りる階段付近で
 食い止めてくれているはずです。
 報告によると斧や剣を持った骸骨と戦闘中とのことでしたので
 今のところ大きな動きはないかと思います」
「ふむ・・・たとえ階段を突破したとしても、
 閉じ込められているのは4階・・・
 なかなか辛いですねぇ・・・」
額に一筋の汗をたらしながらレオンが呟いた。
「とにかく、だ。
 数で押されてジリ貧になったらやべぇ、さっさと行こうぜ」
言うと、ジェスは杖で肩を叩く仕草をした。
「そうですね・・・それでは我々は先発と合流して
 敵勢を食い止めながら救助に向かいます。
 最悪、強行突破して4階の方々の救助を優先するので、
 なるべく1階の階段で食い止められる人数を集めてください」
「了解しました。それではお気をつけて」
3人はレオンを先頭に、地下墓地入り口へ向かっていった。




「・・・ぐぁっ・・!」
「大丈夫か?!くそっ・・・数が減らん・・・!」
地下2階・階段付近。
6人の人間が階段を取り囲むようにして魔物を食い止めていた。
「トレスは下がれ!後は俺達でやる!!
 救援を呼んできてくれ!!」
「すみません・・・!どうにかもたしてください!!」
6人のうち、一番若く見えるトレスと呼ばれた剣士は
しのぎを削っていた斧骸骨を剣で押し戻すと
階段へ向かって走り出した。横腹を鮮血で染めながら。
「やらせる・・・かよぉ!」
トレスが守っていた部分を突破しようとする骸骨達。
それを、大斧の一撃で粉砕する大男。
「戦線を押し進めるぞ!
 頼む、バルドラ!!」
「任せとけぇ!オラァ!!」
バルドラと呼ばれた大男は大斧を振り上げ、
凄まじい膂力で振り下ろした。
「ひゅ~♪さすが爆砕の大熊、ケタ違いだねぇ~」
バルドラが振り下ろした大斧は、その射程をも凌駕して衝撃波となり
骸骨を一掃した。
「よし、バルドラに続くぞ!」
リーダー格の男がそう言うと、他の4人も
今だ地上を目指そうと沸き続ける異形に向かっていった。


「はぁ・・・はぁ・・・ぐ・・・!」
地上に向かっていたトレスは脇腹の激痛を耐えられず
壁にもたれかかった。
「くそ・・・早く、上へ・・・」
「む・・・!大丈夫ですか?!」
と、倒れそうになったトレスの体を支えたのはレオンだった。
「あなた方は・・・?」
「安心してください、我々は古都の教会の者です」
そういいながらレオンは、横たえたトレスに回復魔法<ヒール>をかけた。
「辛いでしょうがひとまず、上まで自力でお願いします」
「ありがとうございます、お気をつけて・・・」
レオンのヒールによりやや回復したトレスは再び走っていった。
「ドルナの話だと、これで先発は5人か」
「早く行かないとまずいですね・・・」
ジェスとティアは焦りを含んだ言い方で呟いた。
「それでは、ひとまず補助をかけておきます。
 私は回復に専念するでしょうから、先発隊に代わって
 食い止めてください」
レオンは二人に呪文をかけ、走り出した。
「おい、ガキ!」
「ガキじゃありません、ティアです!」
「どっちでもいいが・・・お前は後ろで援護射撃してろ!
 弓じゃあ接近戦は向かねぇ!」
「大丈夫です!短剣もありますから!!」
「チッ・・・とちんなよ!!」
これ以上は余裕がないのか、黙る2人。


「リトーツァ!クレイを下がらせるぞ!!」
「仕方あるまい・・・あとは、4人か・・・」
クレイと呼ばれた男が激痛に顔を歪めながら踵を返すと、
その隙間を眼光鋭い男が遮った。
「すまないなぁ、ウォン・・・」
「気にするな。倒し漏れが出ると面倒だ、早く行け」
と言いながらウォンは、迫ってきた骸骨達を
後ろ回し蹴りで吹き飛ばしていった。
「いよいよもたねぇぜこいつは・・・!」
「くそっ・・・ここまでなのか!」
と、
「全員しゃがめ!!」
という声が響いた。
「何だァ?!」
「少なくとも化け物達に言ったのではあるまい」
「ど、どうしましょう?」
「ひとまず言われた通りにするぞ!」
リトーツァの声を皮切りに姿勢を低くする4人。
その4人の頭上を炎の塊がいくつも飛んで行き、
魔物を炎上させていった。
「4人でよくもたせてたな!」
火球を打った本人、ジェスが油断なく4人に近づいた。
「救援か、ありがたい!」
「すいません、遅くなってしまいました」
盾を構えながら支援魔法をかけるレオン。
「私達3人だけですけど、頑張ってください!」
弓を引き絞り、骸骨に向かって矢を放つティア。
「よし、このまま勢いに乗って4階を目指すぞ!!」
3人の登場で士気の上がるリトーツァ達。
これで7人。
果たして、異形を撃退し
警備団の救援を成功させることができるのか・・・。











~あとがき~
・・・長ッ( _ )゜ ゜
まぁ、文を変なところで区切ってるにしても如何せん長い・・・
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